愛猫を描いたことでその魅力に気付き、
猫画家への道の第一歩を踏み出した私でしたが、
当時飼っていたのはナーコ様1匹のみ。
モチーフに困った私は、
以前から興味のあった猫カフェに目を付けました。
近所に猫カフェがないか検索したところ、
自宅から車で約15分の場所に1件発見!
同じく猫好きな母を連れて、
デジカメ片手に猫カフェ初体験です。
こじんまりとした可愛らしい内装の店内では、
10匹余りの個性的な猫スタッフたちが出迎えてくれました。
店主がブリーダーをしていることもあり、
様々な種類の猫たちが生き生きと接客してくれました。
デジカメのバッテリーが尽きるまで
ひたすらシャッターを切り続け、
1時間で退店。
猫にほとんど触れることなく、
一心不乱に撮影し続けるおじさんは、
店員さんの目には奇妙に映ったかもしれません。
帰宅後、撮影した写真をPCに取り込み、
絵の題材探しです。
気に入った写真をプリンターで出力し、
早速制作に取り掛かりました。
そうして完成した猫画第2弾が、
今回アップした作品です。
所要時間は約10時間。
ナーコ様より模様が複雑な分、
前回より少し長めに時間がかかっています。
しかし、思い入れのある愛猫を描くのと違い
モチベーションはやや低め。
小手先の技術や手数に頼っており、
出来栄えはいまひとつでした。
「我が家の王女様Ⅰ」のような空気感や
猫自体の立体感、質感、可愛らしさなど、
様々な要素が不足しています。
それでも「猫を描くのは楽しい」
という思いに揺らぎはなく、
次作も猫を描こうと心に決めていました。
ここから15年以上歩み続ける
猫画家への道、第2歩目でした。
猫画家への歩み②

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